お金があまりない人が引っ越す場合、まず重要視するのが家賃です。当然、格安物件が理想になりますが、格安物件のメリット、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。まずメリットですが、家賃が安い分、食費や交際費といったものにお金を費やすことができるということが挙げられます。お金がかかる趣味を持っている場合、毎月、必ず支払わないといけないお金が少しでも安くなるのは大歓迎でしょう。また、失業などのアクシデントに見舞われた際でも、家賃が安ければなんとか貯金などから払い続けていけるので、衣食住の中の「住」を最低限、確保できるということも大きなメリットです。
新しい仕事を探す際、住所がないと雇ってもらえるところはかなり限定されるので、低いランニングコストで住所を維持できる格安物件は魅力的です。
では、デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。まず、事故物件の可能性があるということが挙げられます。事故物件とは、部屋が犯罪の舞台になった、あるいは前の住人が自己破産して官報に住所が掲載されているなど、曰くつきの物件のことです。そういうものをまったく気にしない人にとっては、広くて新しい部屋でも格安で借りられる事故物件は魅力的ですが、気にする人はかなり困るでしょう。なので、周辺にある物件の相場と比べて明らかに安い物件については、借りる前にその理由を不動産屋に聞くようにすべきです。
また、電車の駅やバス停からものすごく離れているということも多いです。もしそういう物件を借りる場合は、自転車などの足を用意するようにしましょう。